整形外科

診療科の内容・概要

　当院の整形外科は脊椎疾患や上肢、下肢の外傷、変性疾患、小児整形外科を含めた各分野において経験豊富な指導医を中心に、最良かつ最先端の治療が実践できるように努めています。また、診療スタッフのうち、9人は日本整形外科学会認定専門医です。脊椎手術、膝や股関節の人工関節置換術の手術件数は全国有数です。

当科では各分野の臨床成績を国内・海外の主要な学会およびジャーナルに数多く発表しており、情報開示の精神をもってデータを診療に役立てております。

得意・専門とする分野

脊椎センター

　脊椎センターでは、日本脊椎脊髄病学会認定の脊椎脊髄外科指導医5名（橋本友幸名誉院長・金山雅弘副院長・大羽文博診療部長・嶋村之利脊椎センター長・河野通快脊椎内視鏡センター長）と3名の脊椎外科医（深瀬昌悟医長・深田翔太郎医長・塩田浩平医長）が診療を担当しています。8名の脊椎外科医による診療体制は、北大・札幌医大・旭川医大の3大学を上回る道内で最大規模の脊椎センターとなっており、ほぼ全ての脊椎疾患への対応が可能です。平成18年の脊椎センター開設以降、約1万例の脊椎手術が行われています。より多くの患者様の手術がスムーズに行えるよう、術前の検査や術後のリハビリでは函館おおむら整形外科病院（大村直久院長）と連携して治療にあたっています。側弯症については、北大より側弯症専門の医師が月1回土曜日に側弯症外来を行っています。

上肢

　石倉久光科長兼リハビリテーション科長が中心となり診療を行っています。手や肘・肩の外傷やばね指、神経剥離術など多く取り扱っており、手術は平山医院の平山拓也先生にも協力をお願いしています。

下肢・人工関節

　大羽文博診療部長、宮﨑拓自人工関節センター長を中心に診療を行っています。大腿骨頚部骨折、変形性股関節症に対する手術数は多く、全国有数です。特に人工股関節置換術は長年にわたり患者様の高い信頼を得ています。また、人工膝関節置換術については低侵襲での手術法に高い評価と信頼を得ており、多くの患者様が希望されています。中高年女性に多い外反母趾も確実な変形矯正と早期荷重が実現できるように種々の工夫を施しています。

手術件数

2023年（1～12月）　年間総数　1,222件

• 脊椎手術　396件
• 下肢（下肢・膝）手術　217例（うち人工膝関節置換術44件）
• 股関節手術　308件（うち人工股関節置換術101例）
• 上肢手術　305例

　※一部重複症例あり

外来診察表

※休診や診療制限等については新着お知らせをご確認ください。

お知らせ

土曜日の交代制診療について：詳細は外来窓口へお問い合せください。

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