臨床研修のご案内
函館中央病院臨床研修プログラムへようこそ!

臨床研修理念
◇ 命と健康を第一に尊重するプライマリ・ケアを行なえる医師の育成を目指す。
◇ 研修医の個性を活かし、伸ばしながら、医師としての人格を育む。
臨床研修基本方針
- 臨床研修には、臨床研修協力施設を含む全病院職員が参画する。
- 医療安全と指導体制の充実により臨床研修の効率を高め、臨床研修の到達目標を達成させるよう指導する。
- チーム医療の実践の中で、医療チームの構成員としての役割の理解と保健・医療・福祉の幅広い職種との協調性を育む。
- 第三者による評価を受け、臨床研修病院として質の向上に努める。
当院の特徴
地理的特性として、近隣に大学病院が無いことから、軽症から重症、頻度の高い疾患から稀な病気まで豊富な症例を経験できます。
- (財)日本医療機能評価機構認定(3rdG Version1.1)を取得しております。
- NPO法人 卒後臨床研修評価機構認定を取得しております。
- 道南圏唯一のNICU・GCUを保有し、総合周産期母子医療センターの認定も受けております。
- 研修に必要な診療科を全て標榜、様々な専門医学会認定施設にも認定されており、質の高い研修を受けることが可能です。
※精神科は協力病院にて研修

モーニングレクチャー
講師には、院内の各診療科の指導医はもちろん、大学の教授なども招き、講演いただいております。
(令和3年度モーニングレクチャー実績)
※レクチャーの内容は、机上の講義だけに止まらず、実技を交えた指導も行なっております。

画像読影クラブ
毎週土曜日の朝、『 腹部CT診断学 』の著者であり、元北海道大学放射線科助教授である藤田信行先生による講義を行なっております。
(令和3年度画像読影クラブ実績)

快適な研修環境 研修医役宅
また、市街中心部という立地条件を考慮し、住宅手当を支給しております。
※詳細は、募集要領を参照ください

実習または見学を希望される方へ
事前に当院での実習または見学を希望される方は、メールフォームまたはFAXで申込みを受付しております。
・メールフォームでの申込み
・FAXでの申込み(PDFが開きます)はただいま準備中です。
実習または見学を希望される方への経済的支援を行なっております。
※詳細は、実習受け入れプログラムを参照ください

臨床研修医から一言
当院の研修医数は多くないため、症例や手技など奪い合いになることはなく、確実に自分の経験になります。
また、救急当直ではwalk inから重傷まで様々な患者さんのファーストタッチをさせてもらえます。北大の救急医や上級医、経験豊富な看護師さんなどに教えていただきながら自分で考えて動くので、どの科に進んでも必要な救急の知識は十分身に付きます。
先生方だけではなく他の医療スタッフの方々も話しやすいため、より充実した研修を楽しく送ることができます。 函館はとても住みやすく、病院の周りには飲食店も沢山あり、食べ物も美味しい街です。函館で充実した研修生活を送ってみませんか。皆さんのお越しを心よりお待ちしております。
函館中央病院臨床研修プログラム 令和3年3月修了 五十嵐 冬華
函館中央病院 臨床研修プログラム 2023パンフレット
パンフレット詳細は下記画像をクリックして下さい。



まずは一度、見学にいらして下さい!
臨床研修プログラム
プログラムの特色と目標
特色
(1)
厚生労働省のカリキュラムを最低限の研修内容とし、研修医各自の研修希望・目標に配慮し、個別的内容を付加したプログラムを設定する研修方法である。
(2)
当院は、地域の第一線の一般臨床病院であり、疾患領域も偏ることなく、豊富な症例を通じて、急性疾患から慢性疾患まで、多岐にわたる臨床研修ができるプログラムとなっている。
目標
将来どのような専門分野に進むにせよ、外来・病棟・救急各部門の診療ができる資質を備えた総合臨床医(General Physician)を2年間で育成するための臨床研修プログラムである。
研修プログラム
1)1年次
必修科目である内科24週以上(糖尿病・内分泌内科、消化器内科、循環器内科 各8週以 上)、救急8週以上(内4週までの麻酔科指導医による専門研修。その他、地域における二次救急指定日において、救急専門医(診療支援)、内科系、外科系、小児科の各1名を指導医とした研修体制にて対応する。)、外科4週以上、麻酔科4週以上、小児科4週以上、産婦人科4週以上、精神科4週以上のローテーションとし、補足については、2年次の選択科研修にて対応する。
2)2年次
必修科目である地域医療4週以上のローテーションとし、救急4週の研修については、1年次同様、二次救急指定日にて対応する。それと1年次の補足以外は選択科研修期間となり、将来専門としたい診療科を中心に関連の診療科を選択する。
選択科目により、協力型病院と協力して研修を実施する。
※一般外来研修は、内科および、小児科研修時に並行研修にて行い、地域医療研修時に協力型病院にて行い対応する。
※二次救急研修については、2年間を通して、診療科ローテーションとは別枠にてローテーションを組んでの対応とし、 翌日の半日勤務免除とする。
※地域医療研修は、松前町立松前病院・ななえ新病院・八雲総合病院・奥尻町国民健康保険病院(4病院から選択)における地域医療の理解と実践に関する研修にて対応する。
※研修期間中のアルバイト診療は、禁止する。
函館中央病院 臨床研修プログラム・年次報告PDF
函館中央病院新生児蘇生法「専門」コース講習会のお知らせ
研修参加施設
基幹型病院
函館中央病院
協力型病院
函館渡辺病院(精神科)
松前町立松前病院(地域医療)
ななえ新病院(地域医療)
八雲総合病院(精神科・地域医療)
奥尻町国民健康保険病院(地域医療)
北海道大学病院(自由選択)
研修評価方法
研修開始に当たり、EPOC2を使用し、各研修医に自己評価を行わせる。指導医は随時、研修医の自己評価を点検し、研修医の到達目標が達成されるように援助するとともに、評価を行う。
プログラム修了の認定
研修を修了した時点で、病院長は臨床研修管理委員会の意見、研修医からの一般的目標達成のための行動目標自己評価を参考に修了を認定し、認定証明書を発行する。
