産婦人科

診療内容

外来診療 産科(月~金)、婦人科再来(月~土)、新患・予約外 午前のみ(月・火・木・土)
手術日は水曜と金曜。

得意・専門とする分野

 当科は、女性の健康と医療を守る医師連合(略称WIND、旧北海道大学産婦人科医局)の道南地区における基幹病院として、8名の医師が、その専門性を生かしチーム医療を行っております。
 道南唯一の総合周産期母子医療センターとして、道南の周産期医療の中核を担っています。道南地区のほぼ全ての周産期ハイリスク症例を取り扱っています。小児科新生児専門医と密に連携を取り、母児双方にとって最良の選択となる医療を常に目指しています。また母乳育児の推進にも力を入れており、助産師による育児支援外来(愛称「ベビーリーフ」)も盛況です。
 悪性腫瘍に対しても積極的に取り組み、特に婦人科手術では鏡視下手術を積極的に取り入れており、良性の子宮摘出術の約7割、子宮筋腫核出術の9割近くは腹腔鏡で行っています。さらに低侵襲な手術を目指して日々取り組んでおります。

当院で分娩された方へ ~産後2週間健診・1ヶ月健診について~

産後2週間健診

産後の女性の体は、妊娠前の体に戻ろうとしてホルモンバランスが変化し心身共に不安定な状態になります。この時期に「育児疲れ」「孤独感」が相まって産後うつを発症すると考えられています。産後うつは、産後2~3週頃から発症し約10人に1人が経験するといわれています。
産後約2週間目に健診を行なう理由としては、これからやってくる『魔の3週目』に備えるといった意味もあります。この時期は、赤ちゃんがおなかの中から出てきて外の世界に順応し始める大切な時期でもあり、原因不明のぐずりなど産後のママが初めて体験する育児の試練だといわれています。
こういった『試練の時期』を乗り切るために、お母さんの心の状況を理解し、不安を取り除き、赤ちゃんのお世話や母乳育児に自信を持つことが大切です。産後2週間健診は主に、お母さんの健康状態や育児相談のサポートを目的として行なっています。

内容尿検査、体重測定、血圧測定、問診、育児相談
費用2,500円(受診票がある場合は持参願います)
持ち物母子手帳、診察券、健康保険証、「心の健康チェックシート」アンケート
母と子

※おっぱいについてのトラブルや相談は、助産師外来「ベビーリーフ」が窓口となります。

助産師による外来『ベビーリーフ』

赤ちゃんと共に来院していただき5年以上の経験ある助産師が授乳支援や育児支援をする助産師外来です。

月曜・水曜・木曜(完全予約制)

内容赤ちゃんの体重測定、授乳相談
費用2,500円受診票がある場合は持参願います)
持ち物母子手帳、診察券、健康保険証、赤ちゃんに必要なもの
受信の様子
ミルクを与える母

産後一ヶ月健診

産後1ヶ月のお母さんの子宮復古の状況やお体の状況を確認します。問題となる点がなければ、産婦人科は終診となります。

内容尿検査、体重測定、血圧測定、問診、内診
費用3,500円(受診票がある場合は持参願います)
持ち物母子手帳、診察券、健康保険証、「心の健康チェック」アンケート
赤ちゃん

産後2週間健診・1ヶ月健診は退院時に予約をして頂きます。ご不明な点などありましたら、当院産婦人科外来までお気軽に お問い合わせ下さい。【℡:0138-52-1231(代表)】

健診費用の助成制度(函館市民の方)

函館市民の方は、健診費用が無料となる助成があります。受診の際、事前予約のうえ、函館市が交付する「産婦健康診査受診票」を提示して下さい。

≪助成制度に関するお問い合わせ先≫

 函館市子ども未来部母子保健課【℡:0138-32-1533】
 函館市五稜郭町23-1 函館市総合保健センター1階

外来診療表

婦人科(予約のみ)

診療時間月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日土曜日
午前9:00-11:30
土曜日 (11:00迄)
古田
小葉松
片岡
中山(関)
小葉松田沼
古田(関)
中山交替制
(新患のみ)
午後14:30-16:00田沼
古田

術前外来:
田沼/古田/中山
手術腫瘍外来
古田
術前外来
(田沼/中山)
手術

※休診や診療制限等については新着お知らせをご確認ください。

お知らせ

【婦人科外来からのお知らせ】

令和 4 年 8 月 6 日(土) ~
新患・予約外の診療を休止しておりましたが、

令和 4 年 9 月 1 日(木) ~
通常診療に戻ります。

産科(予約)

時間帯月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日土曜日
午前9:30~11:30
土曜日 (11:00迄)
片岡
(出生前
遺伝相談外来)
田沼
(出生前
遺伝相談外来)
中山片岡
(出生前
遺伝相談外来)
古田
午後2:30~04:00西藤小葉松手術産後外来
(小葉松/西藤/関)
産後外来
(関)

お知らせ

特になし。

医師紹介

かたおか そろもん

片岡 宙門

副院長 兼 総合周産期センター長(産科部門) 北海道大学医学部 平成5年卒業
所属学会
指導医等の資格

日本産科婦人科学会専門医・産婦人科指導医
日本女性医学学会女性ヘルスケア専門医・暫定指導医
日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医
新生児蘇生法「専門」コースインストラクター
母体保護法指定医
日本周産期・新生児医学会周産期専門医・指導医(母体・胎児)
日本産婦人科遺伝診療学会認定制度認定(周産期)
北海道大学医学部医学科臨床指導教授

その他

主な経歴
北海道大学病院を含む道内医療機関にて産婦人科研修
平成 9年より 計3年間市立札幌病院NICU及び盛岡赤十字病院NICUにて新生児医療に従事
平成13年 北海道大学病院周産母子センター

たぬま ふみえ

田沼 史恵

産婦人科科長 北海道大学医学部 平成11年卒業
所属学会
指導医等の資格

日本産科婦人科学会専門医
日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医
母体保護法指定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医

その他

主な経歴
平成11年 北海道大学病院産科
平成11年 函館中央病院
平成12年 滝川市立病院
平成15年 国立函館病院
平成16年 市立函館病院

ふるた ゆう

古田 祐

産婦人科医長 獨協医科大学医学部
所属学会
指導医等の資格

日本産科婦人科学会専門医

その他
なかやま だいき

中山 大輝

産婦人科医長 北海道大学医学部 平成30年卒業
所属学会
指導医等の資格
その他
こばまつ あや

小葉松 斐

産婦人科医員 聖マリアンナ医科大学医学部 令和3年卒業
所属学会
指導医等の資格
その他
せき もえか

関 萌花

産婦人科医員 北海道大学医学部 令和4年卒業
所属学会
指導医等の資格
その他