診療機能・臨床指標
診療機能・臨床指標

患者満足度調査(外来患者)

当院では例年11月に当該調査を行っており、評価は「満足・概ね満足・どちらでもない・やや不満・不満」の五段階評価となっています。

・算出方法:

分子 この病院について総合的にどう思うかという設問に満足・概ね満足と回答した患者数
分母 患者満足度調査に回答した患者数(未記入は除く)

・考え方:
数値が高い方が望ましい。

患者満足度調査(入院患者)

当院では例年11月に当該調査を行っており、評価は「満足・概ね満足・どちらでもない・やや不満・不満」の五段階評価となっています。

・算出方法:

分子 この病院について総合的にどう思うかという設問に満足・概ね満足と回答した患者数
分母 患者満足度調査に回答した患者数(未記入は除く)

・考え方:
数値が高い方が望ましい。

H27年度 死亡退院患者率

死亡退院の数と率については各医療機関で統計はとれますが、それぞれの医療機関の特徴(職員数、病床数、救命救急センターや集中治療室の有無、平均在院日数、地域における特性など)、入院患者のプロフィール(年齢、性別、疾患の種類と重症度など)を十分考慮した上でなければ単純な比較はできません。

・算出方法:

分子 死亡退院患者数(緩和ケア病棟等での死亡退院を除く)
分母 退院患者数(緩和ケア病棟等での退院を除く)

・考え方:
数値が低い方が望ましい。

H27年度 入院患者の転倒・転落発生率、転倒・転落による損傷発生率

入院中の転倒・転落事例は決して少なくなく、又、外傷などの損傷を伴うこともあります。これらの事例を収集・分析し、対応策を講じることは医療安全上非常に重要です。事前に転倒・転落のアセスメントを行うことにより患者自身の危険度を理解してもらうと共に院内設備の整備を行うことで転倒・転落の発生予防に努めております。

・算出方法:

分子 [発生率]医療安全管理室に報告された転倒・転落のインシデントレポート数
分母 入院延べ患者数(入院患者以外の転倒は除く)
分子 [損傷発生率]上記の内レベル2(打撲痕・擦過傷などの軽度損傷)以上の転倒・転落件数
分母 入院延べ患者数(入院患者以外の転倒は除く)

・考え方:
数値が低い方が望ましい。

H27年度 褥瘡新規発生率

我が国において褥瘡は、看護ケアの質評価の重要な指標として捉えられています。褥瘡の発生は患者のQOL(生活の質)の低下を来すとともに、治癒が長期に及ぶことによって、結果的に在院日数の長期化や医療費増大にもつながります。そのため、褥瘡予防対策は、提供する医療の重要な項目の1つにとらえられ、1998年からは診療報酬にも反映されています。褥瘡の新規発生率については国内で統一した算出方法がないため、2010年に日本病院会で作成した新たな定義(下記算出方法参照)で算出しています。
※褥瘡の深達度はDESIGN-R分類で判定しています。

・算出方法:

分子 分母対象患者のうち、d2以上の褥瘡の院内新規発生患者数(持込褥瘡は除く)
分母 入院延べ患者数(日帰り入院・対象期間より以前に褥瘡発生した継続入院患者を除く)

・考え方:
数値が低い方が望ましい。

H27年度 救急車・ホットラインの応需率

当院では、救急車の受入要請に対しては、可能な限り応需すべく取り組んでいます。しかし、残念ながら全ての救急車を受け入れられるわけではありません。「救急車・ホットラインの応需率」の向上は、救急診療に携わる医療スタッフの人数・診療の効率化・入院を受け入れる病棟や各診療科の協力など様々な要素がかかわります。

・算出方法:

分子 救急患者のうち救急車で来院した患者数
分母 救急車受入要請件数(ホットライン件数含む)

・考え方:
数値が高い方が望ましい。

H27年度 特定術式における手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率

手術後に、手術部位感染(Surgical Site Infection ; SSI)が発生すると、入院期間が延長し、入院医療費が有意に増大します。SSIを予防する対策の一つとして、手術前後の抗菌薬投与があります。手術執刀開始1時間以内に適切な抗菌薬を静脈注射することで血中および組織中の抗菌薬濃度を適切に保ち、SSIを予防することで入院期間の延長や医療費の増大を抑えることが出来ると考えられます。

・算出方法:

分子 執刀開始前1時間以内に予防的抗菌薬が投与された退院患者数
(バンコマイシン又はフルオロキノロンの場合は2時間以内)
分母 入院手術を受けた退院患者数(18歳未満、120日以上入院している患者、緊急手術、帝王切開術、外来手術、
予防的抗菌薬投与がなされていない患者、手術前日から術後2日までに抗菌薬投与されていない症例を除く)

・考え方:
数値が高い方が望ましい。

H27年度 特定術式における術後24時間(心臓手術は48時間)以内の予防的抗菌薬投与停止率

手術後に、手術部位感染(Surgical Site Infection ; SSI)が発生すると、入院期間が延長し、入院医療費が有意に増大します。SSIを予防する対策の一つとして、手術前後の抗菌薬投与があり、手術開始から終了後2~3時間まで、血中および組織中の抗菌薬濃度を適切に保つことでSSIを予防する可能性が高くなります。しかし、抗菌薬を不必要に長期投与することで、抗菌薬による副作用の出現や耐性菌の発生、医療費の増大につながります。一般的には、非心臓手術では術後24時間以内、心臓手術では術後48時間以内までに抗菌薬を中止することが推奨されています。

・算出方法:

分子 術後24時間(心臓手術は48時間)以内に予防的抗菌薬投与が中止された患者数
分母 入院手術を受けた退院患者数(18歳未満、120日以上入院している患者、緊急手術、帝王切開術、外来手術、
予防的抗菌薬投与がなされていない患者、手術前日から術後2日までに抗菌薬投与されていない症例を除く)

・考え方:
数値が高い方が望ましい。

H27年度 退院後6週間以内の救急医療入院率

患者の中には退院後6週間以内に予定外の再入院をすることがあります。その背景としては、初回入院時の治療が不十分であったこと、回復が不完全な状態で患者に早期退院を強いたことなどの要因が考えられます。

・算出方法:

分子 退院後6週間以内の緊急入院患者数
分母 退院患者数

・考え方:
数値が低い方が望ましい。

H27年度 糖尿病患者の血糖コントロール率

糖尿病患者への治療法としては、食事療法・運動療法・薬物療法がありますが、比較的数値化が容易な薬物療法について血糖コントロールの状況を測定します。糖尿病患者の血糖コントロールは国際基準(NGSP)によるとHbA1cを6.5%以下に維持することが推奨されています。したがってHbA1cが7%以下にコントロールされている患者の割合を調べることは、糖尿病診療の質を判断するにふさわしい指標であると考えられます。ただし、インスリンが必要でも打てない高齢者、認知症があり食事したことを記憶できない患者、低血糖を感知できない糖尿病自律神経症を合併している患者、狭心症があり血糖を高めにコントロールした方が安全である患者など、専門医があえてHbA1cを高めに維持している患者もいます。全ての糖尿病患者に厳格なコントロールを求めることが正しいとは限らないことも忘れてはなりません。
調査は期間調査となっており、経時的変化の単純比較はできません。

・算出方法:

分子 HbA1c(NGSP)の最終値が7.0%未満の外来患者数
分母 糖尿病の薬物治療を施行されている外来患者数

・考え方:
数値が高いほうが望ましい。