脳神経外科
脳神経外科
科の概要

脳神経外科は北海道大学脳神経外科の関連病院として、脳神経外科学会認定専門医2名にて診療を行っております。
当科では主に脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など脳卒中を中心に診療を行っております。

 脳卒中

米国脳卒中協会の脳卒中早期発見キャンペーン『ACT FAST』をご存知でしょうか?
Face:笑って下さい。 片方の顔が下がっていませんか?
Arms:両手を挙げてください。 片方の手が下がってきませんか?
Speech:簡単な文章を言って下さい。ろれつがまわっていませんか?文章を正しく繰り返せますか?
Time:これらの症状がどれかひとつでもあれば、時間が勝負です。

早期に脳神経外科を受診して下さい。
脳卒中は生活習慣や遺伝的要素に影響を受ける疾患群です。
高血圧・糖尿病・脂質異常症・高尿酸血症・肥満・喫煙・飲酒などの危険因子に御注意下さい。
また脳卒中患者さんを身内に持つ方はそうではない方に比べ脳卒中になりやすい傾向があることが知られています。
何か症状があれば当科外来を、なければ脳ドックを受診していただければ、重大な病気を早期発見できる可能性があります。
脳ドックについては当院健診センター窓口にご連絡・ご相談下さい。

 その他の脳神経外科疾患

脳神経外科で扱う疾患は脳卒中だけではありません。脳腫瘍や顔面けいれん、三叉神経痛、脊髄疾患、先天異常など多岐にわたっており、それぞれの疾患の初期対応および専門医へのコンタクトを行っております。

 その他の神経疾患

脳のことなら何でもというわけには行きません。われわれ脳神経「外科」医の手が及ばない疾患として、パーキンソン病やアルツハイマー病など神経内科・精神科疾患が挙げられます。単純な画像検査だけで診断がつかず、一般的には外科的治療の対象になりにくい疾患群です。この場合は専門医へご紹介することがほとんどですが、認知症の一部には正常圧水頭症・脳虚血・慢性硬膜下血腫など外科的に治療が可能な疾患が含まれており、それらの一次スクリーニングは可能です。ことに慢性硬膜下血腫に関しては無剃毛・一泊二日入院による手術コースも設定し積極的に取り組んでおります。

さらに脳以外の疾患も鑑別対象となるめまい・意識消失・歩行障害など境界領域の症状に関しても、救急現場のニーズを斟酌し交通整理役を務めております。可能な限り、かかりつけ医の情報提供書やお薬手帳の持参をお願いいたします。

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臨床研修における特徴

脳神経外科の対象疾患は、脳血管障害や脳腫瘍、脊髄など様々な専門分野に分かれています。
しかしこの中で、実際に外科的な治療(=手術)が必要となるのはごく一部で、大部分は内科的な治療を行うことになります。当院のような総合病院では脳梗塞を始めとする脳血管障害の症例がメインとなりますが、やはり内科的な治療のみとなる症例が大多数です。このような症例にも、脳神経外科医は適切な治療法を選択し、行うことができなければなりません。治療薬の選択ひとつとっても様々な意見や研究があり、それらを学ぶことだけでも非常に有意義な時間となっています。まさに、脳神経外科医は外科医であると同時に内科医でもあると日々認識させられます。
だからといって、当院での手術件数は決して少ないわけではありません。定期の手術と緊急の手術をあわせ、コンスタントに手術を行っています。手術における手技はもちろん、術前の診断や手術適応の判断、術後管理の方法や考え方など様々な事柄を学ぶことができています。上級医の先生方からも熱心に指導を頂いています。また頭痛などの軽症例から、脳梗塞やくも膜下出血などの重症例まで、多くの症例で初期対応をさせて頂いており、症例数には事欠きません。
他科の先生方にも、自科で対応しきれない場合は熱心に対応していただけます。医局全体での勉強会も開催されており、普段触れることのない他科での考え方を学ぶこともできます。初期研修ではプライマリケアを身につけることが主眼に置かれていますが、実際に2年間でローテートした科の全てを理解することは不可能です。病棟管理などにおいて自分たちで考えて分からない事を、専門家はどのように考えるかを学ぶことができるのも、総合病院ならではのメリットだと考えています。
これを読んでいる皆さんが函館中央病院での研修を考えていただければ幸いです。
(脳神経外科 伊師医員)

『*当科は日本脳神経外科学会専門医指定訓練施設・日本脳卒中学会専門医研修教育施設に認定されております。』

外来診療表

時間帯 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
午前 9:00-11:30 竹田 竹田 手術 竹田 竹田 竹田
午後 2:00-4:00 検査 竹田 手術 竹田 検査

お知らせ

特になし。

外来休診情報

特になし。

医師紹介

竹田 誠 (たけだ まこと)
診療部長

北海道大学医学部 昭和61年卒業

専門分野

脳血管障害

主な経歴

道内医療機関で研修  
平成2年~平成4年 国立循環器センター 脳血管外科レジデント
平成5年 北海道大学病院 脳神経外科
平成7年 釧路労災病院 脳神経外科

指導医・認定医・専門医

日本脳神経外科学会認定専門医
日本脳卒中学会認定専門医

ひとこと

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